南瞑

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zoom RSS 小説らしきもの中国版:その47

<<   作成日時 : 2008/06/27 11:40   >>

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やっと更新。
弁護士に預けておいた旅券その他の証明書類、弁護士が強盗に遭って、全て喪失。まいった。今日、都合良く領事がこちらに来たんで、申請書類だけは提出。来週キトの大使館へ受け取りに・・・・
出費が酷い事になるんですが・・・・
しかし、書類がゼロなんで港に入れず、仕事にならない。困った。それでも代用書類(今日、弁護士が持って来た)使って明日は出張。どうなることやら・・・

その47:
日本政府は直ちに、在留邦人救出のための行動を起こした。大使館が貸与する非常用通信機を用いて在留邦人に対し救出計画を通知すると、その日のうちに、艦艇と航空機を韓国内に派遣、同様に在留米人保護に派遣された米軍艦艇、航空機と連携して、24時間に満たない時間でほぼ全ての日本人、米国人を救出したのだ。在留していた邦人、米国人も、大統領暗殺以来、すでに事態を予期していたため、このような短時間での避難が可能だった。また救出は北朝鮮国連直轄統治領からも行われ、ほぼ全ての在留外国人を脱出させる事に成功していた。
クーデターによって樹立された政権は、即座に全国に戒厳令を発布、旧勢力の狩り出しを開始した。このクーデター政権の行動は、韓国人の大量脱出を呼び起こした。韓国東北部では、陸路を通じて北へ、南部では、海路を日本へ向かった。国連安保理決議により、軍事的制限がある韓国軍には、これを阻止する力は無かった。
北へ向かった脱出者は、北朝鮮国連直轄領が受け入れる事に問題は無かった。国連難民高等弁務官事務所はすでに設置されていた。

問題は日本へ向かった難民だった。日本政府は人道援助は行うが、政治難民を受け入れる余地は無いと公式に発表、到着した難民は希望するなら随時北朝鮮国連直轄領への交通手段を提供するが、上陸は許さない、という立場を堅持したのだ。それまでの韓国民の反日的行動を見た世界の各国はこれに理解を示した。唯一、人権団体のみが日本政府の決定を人道主義にもとる、と非難したが、人道援助は与えており、避難地も北朝鮮国連直轄領が受け入れを表明している状況で、なぜ自国民で無い難民に特別待遇を与えなければいけないのか、という反論に答えは無かった。
政府は上対馬の土地を借り上げ一時キャンプを設営、長距離フェリーを2隻チャーターして、脱出韓国人を北朝鮮国連直轄領元山までのピストン輸送を開始した。航路が韓国領に接近する海域には自衛艦を配備、韓国クーデター政権からの妨害排除に万全の体制をとっていた。
しかし、それは杞憂だった。韓国クーデター政権はそんな事には関心が無かったのだ。政権奪取わずか三日にして、すでに内部での軋轢が始まっていた。

クーデター政権は基本的に集団指導体制を標榜していたが、その内部では出身地方による差別が顕在化していたのだ。主体思想を標榜するものにとり、このような「出身成分」による差別化は当然に発生する事象であった。しかし、当然に発生するものであっても、クーデター政権のような、武装化された政権内部でのそれは必然的に武装闘争を発生させる。韓国でもそれは同じだった。政権内部での血で血を洗う闘争は、各地方に波及し、誰が誰の敵かすら定かでない混乱を発生させた。これは致命的だった。それまで、混乱はソウルだけに集中していた。それゆえ、地方に生産拠点を置く、韓国大企業は、混乱の中でも命脈を繋げていたが、闘争が地方にまで波及したなら、いかなる努力も無駄だった。軒並み、生産を停止し、世界最大の建造量を誇った造船すら、建造中の船体が打ち捨てられたまま、という状況に陥った。
産業の崩壊は、韓国を一気に数十年押し戻す事になった。大量の失業者は治安の極端な悪化を招き、クーデター政権は内部抗争に明け暮れて統治と呼べる行為を放り出していたのだから、野盗が跋扈しても不思議ではなかった。

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コメント(9件)

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大変な災難に遭われたようで、いろいろとご不自由なことと存じます。まさか「あの国のあの法則」が南半球にまで及んでいるなんてことは・・・・(可能性はゼロではないのかな)。一日も早い原状復帰のほど祈り上げます。
伊笠摩耶
2008/06/27 12:57
さすがに…とは言えないのが半島クオリテーなんだろうなw
ねこだいすき
2008/06/27 16:02
証明書類全喪失とはハンパ無いですなあ。
苦あれば楽ありって事を期待しませう。

> 野盗が跋扈しても不思議ではなかった。
モヒカン雑魚ですね、わかります。><
ふぇにっくす
2008/06/27 17:30
苦の後は楽有りと信じましょう。
でないとやりきれませんよね。
お仕事が上手く行くようにお祈りしてます。

半島南は新たな蟲毒が始まったようですねw
まあシナ統治千年は蟲毒だったし当たり前に戻っただけですね。
ねねたん
2008/06/27 20:10
う〜〜ん 災難でしたね
鵜来
2008/06/27 21:32
多忙な中での災難お見舞い申し上げます。
この後は無事に事が進むようにと地球の表側より応援致しております。


しみしん
2008/06/28 08:39
皆様、暖かいお言葉ありがとうございます。
おかげさまで、今回の仕事、無事に済みました。港にも代用書類で無事入る事ができました。これも皆様から戴いたお力のおかげです。お礼申し上げます。

しかし、半年ぶりに行ったら、思わぬ人が亡くなっていました。在留邦人の方ですが、質素で慎ましく現地人女性と結婚して暮らしていらっしゃったのですが・・・・
これでまた、酒を呑む相手が一人減った。寂しい事です・・・・・
南瞑
2008/06/29 15:35
「人間万事塞翁が馬」、きっとこれからいいことが続くと思います。ご健筆を揮われること祈り上げます。
伊笠摩耶
2008/06/29 19:29
小説、興味深く読ませて頂いてます。
まるで村上龍「半島を出よ」?

2008/07/07 22:57

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